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虫歯・歯周病のリスク管理と治療の意味について

リスクというとどういうことを考えるでしょうか??

日本人は、リスクについてそれほど備える民族ではなさそうですね。

イザヤ・ベンダサンの名著『日本人とユダヤ人』から有名な言葉で、「日本人は安全と水は無料で手に入ると思い込んでいる」という言葉を紹介して、「ああ、日本人は何と幸福な民族であったことだろうか」と述べています。

昔はそういった時代が日本人にはありましたが、実は最近では話も変わってきているみたいですね。

 

面白い調査で世界価値観調査というのがあって、その中でも日本人は「自分は冒険やリスクを求める」のカテゴリーに自分が当てはまらないと思っている人の割合が世界で一番高い(60%↑)状態になっているようです。

つまりはチャレンジや冒険を求めるのではなく、安定を求めてリスクを回避する傾向が世界で際立っているということですね。

 

ま、自分もどうでしょうか、リスクとってチャレンジできるでしょうか(笑)

 

 

ですが、健康リスクについてはどうでしょうか??

 

GEヘルスケアというアメリカの医療総合メーカーでの調査によると、世界的に見ても日本人の健康習慣に対する意識が低いことが示されているようです。

 

また、OECD(経済協力開発機構)というところの調査でも日本は平均寿命は世界一ですが、日本人の健康度は34カ国中34位ですが、飛び抜けて低い状態です。

 

国民皆保険のおかげで治療に対しては優遇されるため、病気にかかることに対して自己責任意識が乏しい日本人の一面でしょうか。

 

実は一緒に考えてしまっていることが多いのですが、治療(医療産業)と予防(健康増進産業)は別で考える必要があります。
極端な話ですが、治療を行う人は予防のことはあまり頭にありません。

 

 

日本は保険制度が充実していて素晴らしいことなのですが、逆に考えるとなにかあっても手軽に治せてしまうので、病気になることに対して危機感を感じにくくなっています。

 

どこでも言われていますが、保険制度の矛盾ですね。

 

最近では、検診のすすめだったり、予防の大事さを表しているポスターとかをよく目にするようになりました。

それにしても完全に予防の為とする制度は日本の医療保険制度にはあがってきません。

 

ここでもよく出てくるスウェーデンでは、検診を受けないともし虫歯になった場合に治療費が倍増する制度があったそうです。

すごいですね、実験みたいなことをするお国柄ですね。

 

でも、それくらい予防に対して意識を持って行けるおかげで、歯周病、虫歯の罹患率も日本に比べて極端に低い数字になっているのだと納得させられます。

 

 

しかし、日本の歯科医療は何が違うのでしょうか??

 

基本的に治療=虫歯を詰めること・歯石を取ることになっていました。

 

しかし、虫歯を詰めてもまた虫歯になってませんか??

単なる対処療法ではないでしょうか??

 

現在も、虫歯や歯周病はある程度保険で治すことができますが、でもそれは治療でしょうか??

 

 

日本の歯科治療は、原因は考えてないのです。

 

治療するとは、原因を取り除く原因療法のことをさすことが多いと思います。

 

 

それに対して、対症療法といって、今ある症状を抑えるだけの治療もあります。

 

では、虫歯の詰め物の治療はどうでしょうか?
歯周病の歯石取りはどうでしょうか??

 

出来てしまった穴を埋める事、出来てしまった石を取る事であり、どちらも対処療法になります。

 

何故でしょうか?

 

 

結局、また再発するからです。

 

インフルエンザにかかった場合は、抗ウイルス薬を飲むと思いますが、原因となっているインフルエンザウイルスをなくすことこそ原因療法ですね。

 

では、虫歯、歯周病の原因はなんでしょうか??

 

それは、虫歯菌、歯周病菌の活動です。

 

虫歯菌・歯周病菌はプラークと呼ばれる歯垢の中に存在し、糖分を代謝し酸を出すことで歯が溶けますし、歯茎の中のアミノ酸を栄養とし活動することで歯茎に対して毒素を排出します。

 

その菌の活動を制限することこそ、虫歯、歯周病の治療だと考えています。

 

 

ではどうしたら??

 

まずは細菌の住処を減らしましょう!!

 

ブラッシングは歯医者さんによってはあまり重要視されないところでもありますが、サン・スマイル歯科ではしっかり治療を受ける場合には一番大事な治療になります。

 

そうです、ブラッシング指導も治療なのです!
それも一番大事な!

 

それとともに、虫歯の場合には当分の摂取の仕方、フッ素の使い方でまた変わってきますが、基本は毎日のブラッシングによって虫歯・歯周病原因は取り除かれます。

 

もちろん、その原因をある程度抑えられれば、歯石の除去も大事ですし、穴があいた虫歯の治療も必要になります。

 

でも大事なことはちゃんとセルフコントロールができる!ということです。

 

成人病になっても、食事コントロールと運動療法をおこないますよね、歯もそろそろセルフコントロールを定着させていきませんか??

 

ですので、今後もサン・スマイル歯科では歯ブラシ指導を大事に思っていきますし、最初の治療と位置付けされていきます。

 

虫歯の指摘されたのになかなか治療が始まらないな~、と思われるかもしれませんが、しっかり治療は始まっています。

 

まずは、自分の虫歯・歯周病の原因をしっかりと抑えていきましょう!!

 

 

歯ブラシ指導は現行の保険制度では冷遇されているので、もっと見直されてもいいと思うんですけどね。

 

最近多いのは機材をそろえたり、往診することで保険点数が上げるとかそういった改正が多いのですが、それ以上に歯ブラシ指導に力が入れられる体制を作ってもらえると、虫歯も減るので医療費が減らせるし、誰も損をしないと思うのですが、、、、