4/17~5/8まで改装のため休診いたします

サン・スマイル歯科は、新しくWADA DENTAL CLINIC(和田デンタルクリニック)となります。

医院名・外装・内装をフルリニューアルして、5/9にリニューアルオープン予定です。

4/17~5/8までの改装休診期間中に何かお困りごとがありましたら、下記のフォレスト歯科こども歯科でも応急対応していただけるようになっております。その際には必ずお電話口で「サン・スマイル歯科から」とお伝えください。
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新時代の清掃器具、エアフロー!

ここ半年くらいサン・スマイル歯科では歯に優しいお掃除器具を導入しております。

それが、EMS社(スイス)のエアフローです。

エアフローというのは、パウダーを歯に吹き付けて洗浄する機械です。

 

実際の清掃画面がこちらですね。

 

通常の歯面研磨や歯ブラシではどうしても歯と歯の間は綺麗に取り去ることが難しかったのですが、エアフローを使うことで動画を見ていただいても分かりますが、すごく綺麗に取れるようになりました。

しかも、早く、綺麗に、不快感もなくといった感じですね。

 

歯科以外でも清掃器具として使われるサンドブラストと呼ばれる機械と似ているのですが、特徴的なことが歯を一切傷つけない!ということです、これ大事!

 

今までの清掃器具は多少なりとも歯の表面を傷つけてしまっていました。

毎食後の脱介・再石灰化とよばれる酸による表面の変化はあるので、歯の表面は日々傷つけられているものなのですが、当医院ではほとんど使われませんがグレーシーキュレットといわれる歯石を取る刃物を使うことによって歯はさらに削られてしまいます。

歯にとって重要なのは、他の臓器と違い再生しないということです。

 

ですので、隅々までしっかり清掃ができ、かつ歯をまったく傷つけないということは革新的なことなのです。

 

EMS社以外にもパウダーを吹き付けて清掃する器具もありますが、EMS社のすごいところは研究論文が豊富なところです。

実際に、歯面に吹き付けてみて電子顕微鏡でその様子を見ていたり、他にも補綴物と呼ばれる銀歯や陶器の表面、さまざまなものに対する様子が電子顕微鏡で観察されています。

 

例えばこちらです。

まずは、清掃前の表面です。


プツプツあるのが汚れと思ってください。

 

次がエアフローでの清掃後の表面です。

清掃後の表面には傷が一つもつくことなく、汚れであるプツプツがなくなっていますね。
それも、傷がつくことなくですね。

 

もう一つが削ってしまった清掃後の表面ですね。

「scratches」とあるとおり、表面に引っかき傷ができています。
しかも、若干プツプツもありますね。

 

また、清掃効果やエアフローをさまざまなシーンで使った場合の効果などがびっしりと研究論文として出されています。

実際に、歯周病治療の最先端であるヨーロッパの学会等ではEMSのエアフローが世界標準になっているそうです。

 

他メーカーとは、そのあたりで信頼性、歴史、研究の深みが違うので、今のところエアフローといえばEMS社のものになります。
ただ困ったことに値段も他メーカーの倍以上ですね。

 

実際使用してわかることですが本当に綺麗になります、ピッカピカですね!

もちろん日々の清掃、歯ブラシができていないと一時的に清掃を行っても効果が少ないので、サン・スマイル歯科ではしっかり歯ブラシ治療が終わってからの清掃になります。

 

歯ブラシでのセルフケアとエアフローによる清掃で歯茎は劇的に改善します!

しかも、歯をまったく傷つけないというのはすばらしいことですね。

 

おそらく、歯科ではここ何十年も清掃器具は超音波とラバーカップと呼ばれる回転器具で清掃が行われてきましたが、今後の清掃のスタンダードは間違いなくエアフローに移行していくものと考えられます。

当医院でも、現在エアフローを用いての清掃も進めておりますし、昨年末に新型が発表されましたがそちらも速めに導入予定です。

ちなみに、清掃には関係ないのですがデザインもさすがスイス(スイスのデザイン力がいいのかはわかりませんが)です、先進的で機能的かつやはりかっこいいです。

デザイナーは ネスレ社のネスプレッソをデザインしている方でもあるみたいですね。

シカゴ・グッドデザイン賞の受賞もあったそうです。

 

文句の付け所のない清掃器具ですが、あとはパウダーを使うので費用がかかることともう少し普及しやすい価格になるといいのですが、、、

是非とも、セルフケアは歯ブラシで、プロケアはエアフローでとうまく活用しながらいい歯茎をめざしていきましょう!