2回目の歯周病勉強会です。
今回も、前回同様歯周病の勉強会に参加してきました。
まずは、歯周病の基礎である歯の発生学をもっともっと細かいところから学び、どうやって歯ができているのか、どうやって歯の周り(歯周組織)ができているのか、由来は?展開は?そして障害があった時の反応は?ということで、日常に治療している歯茎の状態をもっと生物学的に理解することができました。
歯医者になって結構経ちますし、それまでさまざまな勉強会に参加してきましたが、ここまで生物学の考え方と臨床がマッチした勉強は初めてでした。
「エビデンス( evidence: 根拠)に基づく治療を」とはよく言われますが、結局は論文の内容にしても、経験則に頼ったところが若干ありましたが、ここまで生物学とそれに伴う根拠に基づく考えは初めてでした。
アメリカの歯科医学も目を見張るところもありますし、日本の歯科医療はアメリカの歯科医学がベースになっていることが多いのですが、こうした地道な基礎からの考えをする北欧のスカンジナビアの歯科医学が一番面白く、より誰にでも理解がし易い歯科医療の考え方となっているように思えます。
今回はそういった座学もですが、オペの実習もあり今回も帰りのときには頭がパンクしそうでしたが、また得るものも大きく非常に有意義な時間を過ごすことができました。
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