歯の神経を残し、ひいては歯を残せる素材:MTA!!
歯医者さんは歯の神経を取ることにすごくストレスを感じます。
歯の神経がなくなると、歯の寿命は短くなってしまいます。
例えると、生木と枯れ木の関係に似ています。
生木の時には枝は結構しなってくれて折れにくくなっていますが、枯れ木になってしまうと簡単にポキッと折れてしまいます。
歯も同じで、神経がなくなってしまうと容易に歯や根っこは折れてしまいます。
そうなると抜いてしまうことになります。
そうならないように、神経を極力残していくことに全力を使っていきます。
ここ数年、画期的な素材が開発されました、それが「MTA」です。
詳しくはいずれHP上でご説明させていただくとして、使い出してからかなりの患者さんの歯の神経を残すことができています。
昔はやりであった3mixMP法やドックスベストセメントのように薬(抗菌剤)に頼らずしっかり虫歯を取った上で神経を大事にしかも高確率で残すことができるので、
治療後も安心できる非常に しっかりした治療オプションになっていることを確信しています。
痛みが強い場合には難しいのですが安易に神経を抜かずにもっと残せるようにしていきたいものです。
あと、保険で認められれば、、、ですね。
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