最近、海外のドラマをたまに見ることがあります。
職業病でしょうか、とにかくまず口元に目が行ってしまします。
最近は日本の俳優さんもみんな口元がきれいですが、悪役の俳優さんも怖い役の俳優さんもみんなきれいな歯並びをしています。
子役の役者さんも、歯並びがきれいか矯正治療を受けています。
NEWSで海外の政治家の人を見ることも多いですが、海外の首相、大統領はもっと違いを感じますね。
海外の政治家の方はみんな歯がきれいですね、笑顔もすごく自然ですごいものだなといつも思ってしまいます。
この違いは何故でしょうか?
思うに大きな違いは、日本の保険制度でしょうか?
日本には社会保険(国民皆保険)と呼ばれる、制度があります。
人間生きていれば誰しも何かしらの病気にかかるものですが、その病気を僅かな金額で治療をしてくれるすごい制度です。
日本の保険制度は素晴らしいもので、世界でもまねのできるものではありません。
しかし、一方では対症療法にはすばらしい制度ですが、疾病予防には逆効果かもしれません。
例えば、神経の処置(神経をとる治療)は日本では保険がきいて3000円くらいですね。
ユーロ圏では5万円、イギリスのほうでは10万位だそうです。
ちなみに、アメリカでは10万~30万ともいわれ、インプラントの治療費と同じと考えられています。
考えれば当然のことですが歯をインプラントと同価値ということみたいです。
何かあっても日本では保険制度があるので、(他国と比較して)安価に治療を受けることができます。
ただし、個人責任の国であるアメリカでは何かあれば多額の費用が掛かってしまいます。
ですので、そうならないように歯並びを整えて、予防のために歯を大事にする意識を持っています。
しかし、日本では何かあっても安価に治療ができるので、虫歯ができてしまってもそこまで歯医者への通院へのハードルは高くないのではないでしょうか?
日本の素晴らしい予防制度ですが、そのおかげで逆に予防への意識を下げてしまうことになったと思っています。
どちらがいい、ということではありませんが、サン・スマイル歯科ではまずは自分たちから意識を変えて日々歯科医療を頑張っています。
これからどうしていきたいかは、よく考えていきましょう!