治療に時間がかかってしまうのは、、、
一つの歯の治療が終わるまで皆さん歯医者さんに通うのって大変ですよね。
よく聞くのが、
「歯医者は長くかかるから、、、、、」
「一回で終わってくれればいいけれど、」
確かにそうですよね、歯医者さんは時間がかかります。
他の内科さんとかでは、診断を行い薬を飲んでもらって様子を見る場合はそれこそ数回で治療も終了しますし、それからは月に1度とかで経過を見ていくことになることが多いと思います。
歯医者さんの場合、銀歯が取れてしまったら、皆さん何回くらい通うことを想像されますか?
1回?2回?3回?
それ以上?
でも、その過程は大事なのです。
歯は、他の臓器と違って自分で元に戻っていくこと(自己修復)がないので、まずは患部をとってしまい、その代わりに被せ物を入れていくしかありません。
その為には、きれいにする、きれいにした所を埋めていく、形を整えて型を取る、型をおこしてかぶせるものをつくる、そうした流れを進めていくことになります。
①虫歯を取る
②虫歯を取ったところを土台の材料で補填する
③土台が出来上がったところで、型を取るための形を整える
④型をとる
⑤歯型の模型をつくり、模型上で詰める物(冠せ物)をつくる
⑥出来上がった詰め物を直接歯にあわせ、接着剤でつける
こうした治療工程を経て立派な歯が出来上がります。
しかもこれは虫歯が小さいときです。
これに、虫歯が大きい場合で神経をとらないといけない場合や歯を抜かないといけない場合はもちろんもっと時間と回数がかかることになります。
ですので早期発見・早期治療が大事になってくるわけですね。
こうした手間と費用をかけていただいても、自分の歯にはかなわないので、皆さんもどうか虫歯にならないように自分の歯を大事にしてあげてください!
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